52歳 自営業 男性
52歳の自営業です。
1〜2年ほど前から片頭痛に悩まされています。
2〜3週間に1回ほど、右側のこめかみや頭のあたりがズキズキと痛み、3〜4日ほど続いてから治まるという状態を繰り返しています。
痛みが出ている時は、軽い吐き気や不快感もあります。
ナロンエースやバファリンなどの頭痛薬を飲んでも、あまり効果を感じられないことが多く、このまま様子を見ていてよいのか不安です。
長く続く頭痛の場合、まずは病院でCTやMRIなどの検査を受けた方がよいのでしょうか。
検査で大きな異常がない場合、整体で首や頭、顎関節、全身のバランスを整えることで、片頭痛の改善は期待できますか。
また、毎日続けやすいストレッチやセルフマッサージがあれば知りたいです。
マッサージガンの購入も検討していますが、片頭痛がある場合に使ってよいのか、効果や注意点についても教えてください。
回答
長期間におよぶ頭痛の場合 病院を受診して頭部のCT・MRIを撮影してもらい
特に問題がなければ当院で対応しています。
ぜひ一度いらしてください。
画像診断で異常がない頭痛
①筋緊張型頭痛:首や頭の筋肉が緊張した時に頭全体が重苦しい感じの頭痛
②血管性頭痛(片頭痛):首や頭の筋肉の緊張から解放された後に
頭部への血流が増加することで血管の分布に沿ってズキズキとした拍動性の頭痛
筋緊張型頭痛と片頭痛はどちらも初期に首や頭の筋緊張が生じていて
頭痛として認識する時期が違うだけです。
私の経験上①と②は首や頭の状態は同じであることが多いです。
頭痛の施術において私が重要視していることは 場所と随伴症状です。
頭痛薬で改善されない頭痛の原因が顎関節にあることも考えられます。
こめかみ付近には血管の大きな分岐点があり 頭痛の後発部位の一つです。
この場所の感覚を脳に伝えているのは三叉神経です。
三叉神経は顔面領域の感覚を伝達するだけでなく 顎を動かす咀嚼筋の働きも担って
います。
神経系には相同性があり 発生学的に同じ起源を持つもの同士が互いに反応していま
す。
三叉神経における相同性として 頭痛:感覚系と咀嚼筋:運動系が密接にリンクして
います。
では頭痛を改善するべく やみくもに顎関節を改善すれば良いという訳ではありませ
ん
立位や座位において 頭より下に不具合があると 頭位を理想的な位置に保持できな
くなります。
それを補正するべく首や頭の筋肉を緊張させてしまい 結果的に頭痛として現れま
す。
私は先に全身を調整し 顎関節や頭蓋骨の調整は最後に行うことが多いです。
相談者様は随伴症状として吐き気を訴えていますが 嘔吐中枢である弧束核が刺激さ
れることによって生じます。
身体に害がある物を食べた時に嘔吐反射が起きるのは正常ですが
何もないのに嘔吐反射が生じるのは神経系の誤作動といえます。
吐き気は中枢神経の状態がかなり低下している時に多く見られます。
この状態の時に外部から大量の刺激を入力してしまうと 神経系で処理をすることが
できないため
症状が改善しないどころか悪化する可能性があります。
当院では整形学的検査によって 本人が自覚していない随伴症状を確認することで
症状の改善のみならず 神経的に危険な状態を把握し事故を回避することに繋がりま
す。
頭痛に限らず 少しずつ反応を見ながら施術をいたします。
片頭痛の場合 頭部への血流が増加した時に症状を感じます。
お風呂上がりに頭痛が悪化する または変化しない場合
マッサージガンの購入は様子を見た方が良いのでは無いかと思います。
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