妊娠時の施術

妊娠時の施術　MATERNITY

最幸な出産を目指して‥

「妊娠していますが、施術を受けられますか？」

当院では、カウンセリングで母子ともに健康であることを確認した上で、妊婦さんの年齢や状態に合わせた施術を行っています。
安全には十分配慮しておりますが、気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

当院では、北海道でも珍しいアメリカ製の治療台を導入しております。
胸部と腰部の角度を変えることで、妊婦さんでもお腹に負担をかけずに横になって施術できます。
（写真は妊娠37週の妊婦です。）

妊婦の扱い方を吉田美和先生に直接教わりました。(ドリカムの吉田美和さんではありません 😥 ）

吉田D.C.はロサンゼルス・カイロプラクティック・カレッジ（現・南カリフォルニア健康科学大学）を卒業後、同大学で技術講師、大学クリニックとして豊富な臨床経験を積んだ後、現在カイロプラクターとして活動。
バックリー DC と共同で、鍼、灸、理学療法などのチームとして患者を治療する最先端の治療クリニックである Health Advantage Physical Medicine を運営しています。

特に妊婦や子供を対象とした臨床試験の数は、日本人女性のみならず、アメリカのカイロプラクターの間でも群を抜いています。私は10年以上毎年日本でセミナーに参加しており、自身の研鑽に努めています。

最幸な出産を目指して‥

月齢と施術内容

妊娠初期　15週まで

骨盤・腰椎への強い矯正はいたしません
この時期は、胎盤がまだ発達していないため、赤ちゃんの命は危険です。
施術による流産はほとんどありませんが、術者側のリスク回避の観点から、この期間の骨盤や腰椎へのアプローチは必要最小限となります。

妊娠初期に起こりやすい「胸の不快感」や「頭や肩のズキズキ」など、上半身は普段と同じように治療できます。 「腰・骨盤の痛み」の場合、この期間は腰・骨盤への刺激を最小限に抑え、テーピングや上半身の施術で軽減することが多いです。
その後、妊婦健診で胎盤が形成されていることが確認され次第、積極的にアプローチすることが可能です。

妊娠16週～27週

全身の施術が可能
妊娠後期になると、体の重心が前傾し始め、腰や背中に痛みを感じることが多くなります。
妊娠中はホルモンの影響で関節が緩み、些細なことで体が歪みやすくなります。
4週間に1回の妊婦健診なら大丈夫です。

妊娠28週～32週

この間、骨盤や腰椎へのアプローチを最小限に抑えます。
この時期は、いつ赤ちゃんが生まれるかわからない不安定な時期です。
万一早産の場合、赤ちゃんは未熟で子宮外での生活に完全に適応していないため、特に妊娠 32 週未満の出産では合併症が現れることがあります。
過去に当院や他院での治療による破水などの早産の事例はありませんが、施術者側のリスク回避の観点から、骨盤や腰を限界まで引き上げます。必要最低限​​。
この時期は、妊娠していないときよりも関節が柔軟になるため、わずかな刺激でも緩和されることが多いです。

妊娠33週以降

当院では、臨月でもお腹を圧迫せずに横になって施術を行うことができます。
この治療台はドロップタイプなので、腹部への負担を最小限に抑えて恥骨矯正ができます。
ただし、妊娠性仰臥位低血圧症候群を予防するため、仰臥位の治療時間は短縮されます。

逆子の矯正

治療は妊娠33週以降に行われます。
逆子出産の原因はさまざまですが、お母さんの骨盤の歪みにより、赤ちゃんの頭が骨盤にうまく収まらない逆子出産に効果的です。
当院では、体への負担を最小限に抑えるシンプルな2ステップの施術です。
ご予約時に「逆子訂正」とお伝えください。
※出産予定のクリニックの診療時間内に限ります。

下記の方は妊婦施術ができません

◆医師から絶対安静の指示中（切迫流産・切迫早産など）
◆前置胎盤の診断を受けた方⇒胎盤の位置が上がってくるまで施術ができません
◆妊娠後に婦人科系の手術を受けた方
◆羊水検査後2週間以内
◆少量であっても陰部から出血がある時
◆強いお腹の張りや痛みがある時⇒病院で健康上問題がないことを確認後　施術できることもあります
◆妊婦健診で胎児に対する指摘があった方

妊娠初期と28～32週の施術ができない方
◆人工授精による妊娠
◆双子以上の多胎妊娠
◆子宮の手術歴
◆習慣流産の既往歴
◆子宮頚部がゆるく　結索などの処置をされている方

 

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