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眼精疲労

デスクワークでの眼精疲労と腰痛を和らげるための簡単な方法

32歳男性 会社員の方からの質問

普段から長時間デスクワークをしています。

この間に腰の痛みと、おそらく眼精疲労による視界のぼやけを感じています。

病院に行く時間がなかなか取れない状況です。

せめて目の疲れを短時間で和らげる方法があれば知りたいです。

また、症状の改善に役立つ食事などもあれば教えていただきたいです。

回答

眼精疲労を短時間で軽減する方法を知りたいとのことですね。

 ・強制的にモニターから離れて 20分ごとに立つ
 ・職場環境が許せば 体幹を伸展させながら深呼吸をする

たった2つのことを実行していただくだけです。
これから詳しく記述していきます。

物が見える=網膜に映った画像を大脳皮質で認識しています。
網膜に画像を映すためには、指標物にピントを合わせる必要があります。
それは、上下左右に眼球を動かす外眼筋と、
水晶体のレンズの調節をする内眼筋の相互作用によって行われています。

外眼筋は眼球運動をする6つの筋肉の総称で、大腿四頭筋などと同じく骨格筋に属します。
骨格筋は、運動することで血液の循環が良くなり活性化して良い状態になりますが、
過剰なトレーニングによって、微細な筋断裂=筋肉痛になることがあります。
対して、運動不足や収縮したままの状態を強いられると骨格筋への血流が低下してしまい
活動に必要な酸素と栄養が供給できなくなるため簡単に疲労してしまいます
20分間のウォーキングと、満員電車で立ったまま20分間過ごすのとでは、
満員電車の方が脚の疲労を感じるはずです。

デスクワークによる眼精疲労は、過剰なトレーニングではなく、循環不全によるものです
パソコンのモニターの範囲内で、ごく僅かな眼球運動しか行われていないからです。
これは外眼筋だけでなく内眼筋も同様です。
内眼筋は指標物にピントを合わせる遠近調節をしています。
近くを見る時に収縮し水晶体のレンズを厚く、遠くを見る時や就寝時は弛緩してレンズを薄くします。
パソコン作業はモニターと自分との距離が一定なので、遠近の動きが乏しくなり、
内眼筋が長時間収縮した状態になってしまいます。

眼は大量に酸素を必要とする臓器です。
目薬やコンタクトレンズ用品にO²と表記されたパッケージを見たことがあると思いますが、
本来であれば、酸素は血液によって運ばれています
効率よく体内の酸素量を増やすためには、呼吸に関わる筋肉を働きやすい状態にしたい

まずは座っている時より立っている時の方が、胸郭が開いて呼吸がしやすくなります

こまめに立ち上がることで、腰の筋肉や椎間板のストレスは確実に軽減されます。
デスクワークから逃れることができないのは仕方がないことですが、
長時間座りっぱなしの体勢は、ご自身でも心がけることができるのではないかと思います

症状を改善する食品とまではいえませんが、ガム・飴・グミ
咀嚼筋や舌を動かして頭部への血液を促進するとともに、
唾液の分泌はドライマウスや一部のドライアイの緩和にもなります。

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